今回は、BjörkのPostの感想を記載します。
・作品について
挑戦的であり実験的なアルバム。
この音にこの音を混ぜたらどうなるのか?
このハーモニーにこのメロディを入れたらどうなるのか?
まるで実験室で音楽の実験をしているような作品だ。
つまり当作品は完成段階ではなく実験段階のように思えてくる。
完成は聴き手に委ねているのかもしれない。
・曲順
1. Army of Me
2. Hyperballad
3. The Modern Things
4. It's Oh So Quiet
5. Enjoy
6. You've Been Flirting Again
7. Isobel
8. Possibly Maybe
9. I Miss You
10. Cover Me
11. Headphones
12. I Go Humble (日本盤ボーナス・トラック)
・おんすきの選曲
1. Army of Me
2. Hyperballad
7. Isobel
・選曲の感想
1. Army of Me
蠢く重低音で異世界が構築。
意思を持って生きているような重低音を伴奏にヴォーカルのメロディが絡むことで異世界を見ているような感覚になる。
また暗闇の中に居るような感覚にもさせる。
この重低音とビョークのハスキーボイスの組み合わせでこのような結果になったと言える。
だとしたらこの音はビョークにしか表現出来ないのかもしれない。
2. Hyperballad
ビョークの代表ナンバー。
前半の伴奏はかなり抑え気味、ヴォーカルのメロディが強く前面に出されている。
アンバランスかと思いきや神秘的で心地良く長く聴いていられる。
後半は伴奏も強めになりヴォーカルとの相乗効果により曲を一層盛り上げ完成度の高いものになっている。
この試みは成功だ。
7. Isobel
壮大なアンビエント。
民族音楽と印象に残るヴォーカルのメロディとの組み合わせで素晴らしい音を生んでいる。
大自然または広大な草原で音楽を聴いているような感じだ。
そこへクラシックの音が入り壮大な音楽に変貌する。
やがてヴォーカルのメロディが頭に記憶され自然と口ずさむであろう。
以上、BjörkのPostの感想を記載させていただきました。
ではまた♪