事前の告知無し、いきなりの販売で大変驚きました。
何気にお店に立ち寄ったら並べられていました。
発売されるとは聞いていましたが、具体的な発売日までは把握していなかったので不意を突かれた感じです(嬉しい不意)。
そこで今回は、Hi-STANDARDのAnother Starting Lineの感想を記載します。
Hi-STANDARD(ハイ・スタンダード)は、日本のパンク・ロックバンド。
略称はハイスタ。
Another Starting Lineは、Hi-STANDARDが2016年10月5日にリリースしたシングル。
曲 順
1. Touch You
2. Another Starting Line
3. Nothing To Lose
4. Rain Forever
楽曲の感想
1. Touch You
80年代ジャパニーズパンクロックを思い出させるような懐かしい感じのサウンドを聴かせてくれます。
テンポが速くストレートで疾走感があります。
そしてオープニングを感じさせる緊張感もあるので異様にゾクゾクします。
サビにおいては、分かりやすいメロディと歌詞になっているのでライブなどでは皆と一緒に歌いやすく盛り上がると思います。
今後もしもハイスタとしてこの曲を披露される場合、その時のために復習をしておいた方がより楽しめそうです。
2. Another Starting Line
ミドルテンポで爽やかなパンクナンバー。
荒々しさやトゲトゲしさが無く、優しいヴォーカルとコーラスになっています。
非常に爽やかで危険な雰囲気もありません。
これまでの楽曲には無かった新しいサウンドを聴いている感覚になります。
新境地を開いたような印象を受けました。
Hi-STANDARD- ANOTHER STARTING LINE- Full ver.(OFFICIAL VIDEO)
3. Nothing To Lose
イントロはハードロック調のギターのリフを効かせ、その後に王道のメロコアサウンドに突入します。
全体的にメロコアとハードロックの間にあるような激しいサウンドとなっているので、ノリのいい激しい楽曲となっています。
そして以前に比べて各メンバーの技術が向上している印象を強く受けました。
ギターソロにおいても一つ一つの音が丁寧に鳴らされているので技術が上がっているという事を感じ取れると思います。
何か新鮮な気持ちになりました。
4. Rain Forever
印象的なギターのリフから曲が始まります。
ミドルテンポでじっくり聴かせるような味わい深い楽曲です。
サビのヴォーカルのメロディが実に爽やかで一緒に歌ってしまいそうです。
そして何よりも至る所で哀愁感のようなものを強く感じました。
優しいサウンドではあるがどこか力強さがあり、背中を押されたような気分になりました。
ま と め
何年も前からハイスタを聴いているにも関わらずとても新鮮な気持ちになりました。
基本的には昔のままのサウンドではあるが、それに加えて新しいサウンドやこれまでには無かった優しい哀愁感のようなものがあります。
技術面においては更に向上しており、もはやただ勢いがあるだけではなく技術や経験をも兼ね備えたバンドになっています。
1999年に発売されたMAKING THE ROADで既に完成されたと思われましたが、その思いが消えてしまいました。
それは当作品を聴いているうちに、これからもハイスタの音楽と可能性を楽しめると思ったからです。
以上、Hi-STANDARDのAnother Starting Lineの感想を記載させていただきました。
ではまた♪
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